日本語を学ぶ
はじめまして
お話を聞いてみましょう。
- 4分35秒
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はじめてあった人には、「はじめまして」とあいさつをします。
「こんにちは。はじめまして。アレクともうします。」というように、こちらから先にあいさつをしてもいいし、あいてがさきにあいさつをしてきたら、おなじように「はじめまして。カイヤともうします。」とかえします。
はじめてあった人と二人きりだと、なにを話したらよいかわからないことがあります。
かんけいせいやじょうきょう、いせいなのかどうせいなのか、聞いていいことや、話していいことが変わってきます。
はじめてあったとしても、その場にきょうつうの知人や友人がいれば、かい話にこまることは、あまりないでしょう。
ふたりきりだった場あいだと、なにを話せばよいのかこまることがあります。
いちばん、あたりさわりがなくて話のネタにしやすいのは、「てんき」です。
たとえば、ひさしぶりにはれた日だったら「きょうは、てんきがいいですね」。さむい日だったら「きょうはさむいですね」。大あめだったら「あめすごいですね」。たいふうまぢかだったら「かぜがつよいですね」、さらに「でんしゃ、だいじょうぶですか?」などと、かい話をつづけることができます。
つづいては、「すんでいる場しょ」なのですが、これは聞いていい場あいと聞かないほうがいい場あいがあります。
とくに、だんせいが、はじめてあったじょせいにたいして、「どこにすんでいるんですか?」「もよりえきはなにえきですか?」と聞くのはやめておいたほうがいいでしょう。せめて「とないにすまれているんですか?」や「ここまでちかいんですか?」など、すんでいる場しょをとくていできるしつもんではなく、ざっくりとした聞き方にしましょう。じょせいは、ストーカーやなんらかのトラブルにまきこまれやすいので、住んでいる場しょを聞かれると、けいかいしてしまいます。
「すんでいる場しょ」は、だんせいや、聞いてもよさそうなふんいきやじょうきょうのときのみに聞きましょう。「すんでいる場しょ」の話は、「行ったことがある!」「スカイツリーがあるところでしょ!」「おすすめのお店とかありますか?」など、かい話がはずみやすくとぎれにくいです。
「しゅみ」の話もいいでしょう。
「休日はなにされているんですか?」と聞いてみてもいいし、「わたしはいま、りょうりにハマっていて…」など、じぶんのしゅみを話してみるのもいいでしょう。しつもんばかりされるのが、にがてな人もいます。こちらからじぶんの話をすれば、あんしんしてもらえて心をひらいてもらえるかもしれません。
はじめてであった人と、このような話をすると、しぜんとかい話がつづくでしょう。
はんたいに、聞いてはいけないことや、話してはいけないようなこともあります。
それは、「ねんれい」です。大人のじょせいにたいして、ねんれいをきくのはしつれいなことです。こどもやがくせい、だんせいなどにはきいてもだいじょうぶですが、大人のだんせいあいてなら「ねんれいとか、きいてもいいですか?」や「しつれいですが…おいくつですか?」などワンクッションおいてから聞くのがぶなんです。
せいじやしゅうきょう、けつえきがたなども、トラブルになりやすいので、はじめてあった人に聞くのはさけましょう。