日本語を学ぶ

【差替待機】スラング③

【差替待機】スラング③
  • 4分55秒

ここでは、日本人の若者がよく使うスラングを学びましょう。スラングを理解すると、若者の会話の意味がより分かるでしょう。


ただし、目上の人の前や、フォーマルな場所、静かな空間、会社などでは、使いません。使うとしたら、仲良くなった友人の前や、インターネット、SNSなどで使います。


 


🔹とりま(torima)


「とりま」という言葉は、「とりあえず、まあ」の略し言葉です。「とりあえず、それでは」「さて」という意味です。


例文としては…


「とりま、カフェにでも行こう。」


「とりま、お風呂入ってくる!」


などです。


「とりま」は、中学生や高校生といった子供たちはあまり使わないかもしれませんが、一定の世代には通じるし、使います。


 


🔹ワンチャン(wanchan)


「ワンチャン」という言葉は、「チャンス」や「可能性」という意味で使われます。「もしかしたら、いけるかも?」というときに使います。


例文としては…


「明日の飲み会、ワンチャン行けるかも!」


「ワンチャン、ふたりで京都に行く?」


などです。


 


🔹り(ri)


「り」という言葉は、「了解」という意味で使われます。「りょ」と言うこともあります。「りょうかい」の頭文字をとったものです。何か連絡をして、「り」と一文字だけの返事があったら、「了解」という意味でしょう。また、「ま」と言う人もいて、これは「マジ」という意味です。「マ?」だと、「マジで?」という意味になります。


 


🔹乙(otu)


「乙」という言葉は、「おつかれさま」という意味で使います。また他にも、皮肉的な意味の「乙」があります。それは、「自慢乙」「リア充乙」などがあります。自慢乙だと「自慢するの、おつかれさま」という嫌味になります。


例文としては…


「お仕事、乙!」


「またSNSで、尽くされてるアピールしている。乙です。」


などです。


 


🔹ワロタ(warota)


「ワロタ」という言葉は、「笑える」「笑った」という意味で使います。若い世代は「ワロタ」ではなく「草」と言ったりします。「ワロタ」は、日常的にはあまり使わないかもしれません。インターネットやSNSで見かけるかもしれません。


例文としては…


「この写真マジワロタ。」


「あの人、マジでワロえる。」


などです。


 


🔹w(wara)


「w」は、楽しいとき、おもしろいとき、笑っているときに、ネット上やメッセージなどで使います。


「w」と書いて「わら」と読みます。「草」と読んだり「単芝」と言う人もいます。


「w」の数が増えれば増えるほど、「爆笑」や「すごくおもしろい」などといった意味になっていきます。


「w」は、絵文字のようで、笑っている絵文字がついているのと、同じような感覚です。


例文としては…


「さっき強い風が吹いたとき、前にいたおじさんのカツラが飛んで行ったwww」


「え、マジ?w」


などです。