日本語を学ぶ

【差替待機】オレの世界一周

はなしいてみましょう。

【差替待機】オレの世界一周
  • 5分0秒

25歳のとき、オレは世界一周にでかけた。


 


3年務めた大手企業をやめて


世界一周に行くことにした。


 


別に珍しいことじゃない。


仙台にある喫茶店の店主も、大手企業を辞めて世界を旅した。


その人はいま60歳くらい。


当時はスマホが無いなかの旅で大変だ。


その店主の店には、多くの旅好きが集まる。


 


旅をするのは珍しいことじゃない。


 


出発は仙台。


持ち物は、スマホ、財布、タオル、1セットの着替え、メモ帳くらいか。


それを大きめのリュックに入れる。


旅は身軽でいい。


必要なものがあれば現地で買えばいい。


 


世界一周のために用意したのは50万円。


 


旅の行き先、滞在期間は、現地で決める。


 


まずは、タイに行くことにした。


タイに着く前にトランジットで、中国に一泊した。


中国語分からないけど、どうにかレストランでご飯を食べることができた。


 


タイに着いたときは感動した。


当たり前だけど、日本と全然違う!


 


トゥクトゥクという、バイクのような乗り物が走っている。


食べものがおいしい。


そして暑い!暑すぎる!アイスがうまい!


女の子がかわいい!


 


旅に慣れてくると、旅自体が非日常から日常になっていく。


意識して出掛けないとダラダラしてしまうこともある。


 


タイの次はラオス。


ここでは、ビリーというドイツ人に出会った。


ビリーはエンジニアだ。


ビリーと仲良くなり、よく一緒に酒を飲んだ。


LINEも交換した。


 


ラオスの次は、カンボジア。


カンボジアは、ただただ「楽しい!」「おいしい!」の旅ではなかった。


まず、スリに遭った。


しかも、宿泊施設で。


宿は4人くらいの相部屋だった。


そのなかの誰かに2万円くらい盗まれた。


さらにカンボジアは、ポルポトの歴史がある。


ポルポトによって殺された人たちがたくさんいる。


その殺された場所が博物館となっていた。


博物館には、人骨や写真などが展示してあった。


 


と…こんな感じで、このあとも、インド、エジプト、スペイン、イギリス、フランス、ロシア、メキシコ、アメリカ、ブラジルを回った。


 


結構、飛び飛びでざっくり回った。


「日本」という国だけにいたら、他の国がどうなっているか分からないままだった。


日本とは全然違う料理、景色、人々の性格。


驚きと発見がたくさんあった。


 


日本に帰国したのは出国から半年後。


4か月間の旅は、すごいいい思い出となった。


 


日本に帰ってきて、まず思ったのは、「安全だな~」ということ。


日本はやっぱり治安はいい。


あと、外国人ばかり見ていたから、日本人ばかりで変な感じがした(笑)。


でも、改めて、「和食美味しいな」とか家族に会えてほっとした。


 


行って良かった。