日本語を学ぶ
【差替待機】猫カフェ
お話を聞いてみましょう。
- 3分50秒
先日、猫カフェに行ってきました。
猫カフェには何度か行ったことがあります。
猫は大体、気ままで自由です。
猫カフェの猫は、ずっと寝ている猫もいれば、ケンカしている猫、遊んでいる猫、爪を研いでいる猫。本当に多種多様です。
私は、実家でも猫を飼っているし、猫カフェも何軒か行ったことがあるのですが、猫は犬ほど自分から人間に寄ってきません。
ただ、先日行ってきた猫カフェには、「犬よりも人懐っこいんじゃないか?」という猫がいました。名前は「チャコちゃん」です。まだ、生後4か月でした。それでも、生まれたばかりの赤ちゃんと比べたら大きいし重さもあります。
私が、猫カフェに入店したら、すごい勢いでチャコちゃんがお出迎えしてくれました。
最初は、「人懐こい猫ちゃんなんだな」くらいにしか思いませんでしたが、店員さんと料金システムやロッカーの場所などの話をしていると、チャコちゃんが飛びついてきました。とてもびっくりしました。「私は木か?」と思わせるような、よじ登りぶり…。あれよあれよと、胸元まで来ました。なので、抱っこしてあげました。かわいかったです。
ただ、一緒に来た友人は、「猫を撫でることはできても抱っこはできない」人でした。なのでその友達はチャコちゃんの積極性を怖がっていました。友人がチャコちゃんを撫でず、目も合わせなかったため、チャコちゃんが「なんで?私かわいいでしょう?」という目をして友人を見つめていました。傍から見るとめっちゃ面白かったです。人間の女性にもいますよね?こういう子。自分が可愛いのを分かっていて、上目遣いをして「私、かわいいでしょ?」って誘惑する子。いつも男性を落とせるのに、なかなか落ちない男性が現れるとなんとしてでも落とそうとしますよね。チャコちゃんがまさにそんな感じでした。(笑)
チャコちゃんがしびれを切らして、わたしの肩から友人の肩へ飛び移りました。友人はどうしたらいいか分からず、固まってしまいました。チャコちゃんは、抱っこしてくれない友人の肩でバランスを崩し地面へ降りていきました…。友人はほっとしていました。
チャコちゃんは、定期的に友人の目の前に座り上目遣いをしアピールしましたが、友人はおどおどするだけでした。
そんな友人に愛想をつかしたチャコちゃんは、わたしと遊び始めました(笑)。
ちなみに友人は、近所の猫にも「私のこときらいなの?好きじゃないの?ねぇ」という上目遣いをされ寄ってこられるそうです。