日本語を学ぶ
【差替待機】呪文みたいな注文
お話を聞いてみましょう。
- 3分45秒
注文方法が呪文みたいになってしまうことがあります。
いくつか紹介しましょう。
●スターバックスコーヒーにて
「シングル グランデ
バニラ ソイ チップ
チョコレートソース
エキストラホイップ
キャラメルフラペチーノ」
「トール
チャイティー ラテ
オール ミルク」
「ホット トール
フォーミースターバックスラテ
ウィズ キャラメルソース」
●ラーメン二郎
「ヤサイ マシマシ
カラメ マシ
アブラ スクナメ
ニンニク」
「ヌキ(無し)
スクナメ
マシ
マシマシ
チョモランマ」
「ニンニク マシマシ
ヤサイ マシマシ
アブラ マシマシ」
このような、呪文のような注文の仕方があるのです。
さらに、注文を呪文に変換してくれる、アプリやサイトもあります。
それにしても、初めて聞いた人からしたら本当になにを言っているか分かりません。
ラーメン二郎の場合は、食券を購入し店主に渡します。
そのあと、店員さんから「ニンニク入れますか?」と聞かれたら、呪文のような注文を言います。ニンニク以外のトッピングや味の濃さなども答えます。
無料でトッピングできるのは、ニンニク・ヤサイ(もやしとキャベツ)・アブラ・カラメ(味を濃くする)の4つです。さらにこの4つのトッピングの量も指定することができます。量の指定は、少なめ・多め・マシです。普通の量でいい場合は何も言わなくていいです。よく聞く「マシマシ」というのは、以前は注文可能だったのですが、最近では禁止になってきているようです。「チョモランマ」という超大盛しする呪文もありましたが、現在「チョモランマ」というと、お店の人や他のお客さんに注意されることもあるそうです。
なので、注文は「マシ」までということになります。ルールを守って気持ちよく食べた方がおいしいでしょう。
スターバックスコーヒーでも、呪文のようにオーダーする人もいますが、いくつも追加トッピングやトッピング変更すると、作るのが大変そうですよね。
呪文のような注文は、楽しいかもしれないけど、節度を考えて使いたいですね。