日本語を学ぶ

あめ

はなしいてみましょう。

あめ
  • 4分10秒
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問題1

『かさをわすれた』


きょう は、あさ から ずっと あめ が ふって います。


それも たくさん です。


わたし は、きょう、かさ を もたずに、アルバイト へ いきました。


 


アルバイト が おわっても、かさ が ない ので かえること が できません。


タクシー も おかね が かかります。


 


なやんで いると、てんちょう に こえ を かけられました。


「この かさ つかって いいよ」と いって くれました。


「てんちょう の かさ が なくなったら、てんちょう は どうやって かえるんですか?」と わたし は ききました。


すると、 てんちょう は 「おきゃくさん が かさ を わすれて、そのまま ずっと とりに こないもの が あるから、だいじょうぶ」と いいました。


おきゃくさん は、1ねん たっても、2ねん たっても、わすれた かさ を、とり に きませんでした。


てんちょう は、その かさ を つかう と いいました。


 


わたし は、「ありがとうございます」と てんちょう に いいました。


 


てんちょう から かりた かさ を もって そと に でました。


 


すると、なんと、あめ は やんでいました。


 


てんちょう と はなし を している うちに、あめ が やんだのでした。

Q.1

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問題2

『あめ の ひ』


きょう の てんき は、 あめ です。


わたし は、あめ が きらい です。


かさ を さしても、ぬれて しまう から です。


あと、かさ は、ひと と すれちがう とき に、じゃま です。


あめ だと、でかけたくなくなります。


 


だけど、だいすき な 「ボブ・マーリー」が こう いいました。


「あめ を かんじられる にんげん も いるし、 ただ ぬれる だけ の ヤツら も いる」と。


 


わたし は、この ことば を きいて から、すこし だけ、あめ が きらい では なくなりました。


 


まだ、あめ が ふると「いやだなあ」と おもいます。


でも、あめ の おと を よく きく と、いいなあ と おもえるよう に なりました。

Q.1

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問題3

『あふって じ かたまる』


「あめふって じ かたまる」。


これは、にほん の ことわざ です。


ことわざ は、「おしえ」の ような もの です。


 


「あめ ふって じ かたまる」の いみ は、


「トラブル や わるい こと が おこった あと は、よい じょうきょう に おちつく。」


という いみ です。


 


・はげしい けんか を して、なかなおり したら、まえ より も きずな が ふかまった


・さんざん しっぱい して、もう やめようか と おもったが、きどう に のってきた


 


など、「わるいこと が あっても、かいけつ すれば、よい けっか に なる」こと を いいます。


 


あめ を すき な ひと は あまり いません。


そんな あめ が ふった あと に、じばん が つよく なる ということ は、よくできたたとえ ですね。

Q.1

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