日本語を学ぶ
【差替待機】スラング②
- 4分35秒
ここでは、日本人がよく使うスラングを学びましょう。スラングを理解すると、普段されている会話の意味がより分かるでしょう。
ただし、目上の人の前や、フォーマルな場所、静かな空間、会社などでは、使いません。使うとしたら、仲良くなった友人の前や、インターネット、SNSなどで使います。
🔹ムカつく(mukatuku)
「ムカつく」という言葉は、「腹が立つ」や「イライラさせられる」といったような意味で使われます。
例文としては…
「あの人、上から目線でムカつく。」
「彼氏がほかの女を見ててムカつく。」
などです。
🔹ウケる(ukeru)
「ウケる」という言葉は、「おもしろい」、「笑える」という意味で使われます。また、実際は面白いと感じていなくても「ウケる」といって、その場をやり過ごすときに使う人もいるようです。基本的には、「おもしろい」ときに使います。
例文としては…
「あの先生、マジでウケる。」
「その写真、めっちゃウケる。」
などです。
「ウケる」は、大体の世代に通じ、使う人もまだまだたくさんいます。
🔹ビビる(bibiru)
「ビビる」という言葉は、驚いたり怖かったりしたときに使います。驚いて「うわっ!」となったときや、怖くて怖気づいているときを、「ビビる」といいます。
例文としては…
「大きな物音にビビった。」
「バンジージャンプは飛ぶ前が一番ビビる。」
「幸子さんと紗英ちゃんが親子だなんてビビった。」
などです。
🔹キモい(kimoi)
「キモい」という言葉は、「気持ち悪い」という意味で使われます。しかし、「吐き気がして気持ち悪い」「靴の中に小石がはいって気持ち悪い」というような状況に対しての「気持ち悪さ」に使うのではなく、「幼虫が気持ち悪い」「気持ち悪い写真」「ストーカーは気持ち悪い」など、見た目や存在の「気持ち悪さ」を表すときに使います。また、若い女性は、実際は気持ち悪くなくても、悪口の意味で「キモい」ということもあります。
例文としては…
「この虫キモい。」
「公園にキモい人いた。」
「ナルシストでキモくない?」
などです。
🔹ウザい(uzai)
「ウザい」という言葉は、「うっとおしい」、「うるさい」、「邪魔」といったような意味があります。」また、何か嫌なことや気に入らないことをされたり、言われたりしたときに、「うざ」と言ったりします。
例文としては…
「あの人、口うるさくてウザいんだけど。」
「今の攻撃、うざ!」(※ゲームをしているとき、相手にされた攻撃に対して)(※読まない)
「勉強しろしろって、ウザい。」
などです。
🔹ダサい(dasai)
「ダサい」という言葉は、「格好悪い」、「時代遅れ」、「野暮ったい」、「垢ぬけない」という意味で使われます。
例文としては…
「あの服装はダサい。」
「ここで逃げたらダサい。」
などです。