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時計のお話

音声おんせいいて、問題もんだいこたえてみましょう。

時計のお話
  • 3分30秒
  • 0361100189

時計のおはなしです。


わたしたちは、ふだん当たり前に思っていますが、


時計の針はなぜ右回りになっているかおわかりですか?


今のような時計がなかったころ、人々は日時計で時間を測っていたそうです。


太陽は朝、東の空から昇って、夕方になると西に沈みます。


日時計というのは、この太陽の影を利用して作られたものです。


北半球では、太陽が東から西へ動くと、


日時計の影は、西から東へ動きます。


つまり、日時計の影は右回りに動くことになります。


この日時計が元になって、現在使われている時計が出来ました。


それで、時計は右回りになっているのです。


北半球では日時計の影は右回りですが、


南半球では日時計の影は左回りになります。


もし時計が北半球ではなく南半球で発明されていたら、


時計の針は左回りになっていたかもしれません。

Q.1

なぜ、時計の針は右回りになっているのでしょうか。次のa.b.cから正しいものを1つ選びなさい。


a.北半球の日時計が元になったから。


b.南半球の日時計が元になったから。


c.右利きの人がつくったから。

解答を見る

『a.北半球の日時計が元になったから』

Q.2

話の内容とあっているものを、次のa.b.cから1つ選んでください。


a.時計は100年前に発明された。


b.南半球の時計の針は左回りだ。


c.日時計は太陽の影を利用している。

解答を見る

『c.日時計は太陽の影を利用している。』