日本語を学ぶ
時計のお話
音声を聞いて、問題に答えてみましょう。
- 3分30秒
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時計のおはなしです。
わたしたちは、ふだん当たり前に思っていますが、
時計の針はなぜ右回りになっているかおわかりですか?
今のような時計がなかったころ、人々は日時計で時間を測っていたそうです。
太陽は朝、東の空から昇って、夕方になると西に沈みます。
日時計というのは、この太陽の影を利用して作られたものです。
北半球では、太陽が東から西へ動くと、
日時計の影は、西から東へ動きます。
つまり、日時計の影は右回りに動くことになります。
この日時計が元になって、現在使われている時計が出来ました。
それで、時計は右回りになっているのです。
北半球では日時計の影は右回りですが、
南半球では日時計の影は左回りになります。
もし時計が北半球ではなく南半球で発明されていたら、
時計の針は左回りになっていたかもしれません。
Q.1
なぜ、時計の針は右回りになっているのでしょうか。次のa.b.cから正しいものを1つ選びなさい。
a.北半球の日時計が元になったから。
b.南半球の日時計が元になったから。
c.右利きの人がつくったから。
解答を見る
『a.北半球の日時計が元になったから』
Q.2
話の内容とあっているものを、次のa.b.cから1つ選んでください。
a.時計は100年前に発明された。
b.南半球の時計の針は左回りだ。
c.日時計は太陽の影を利用している。
解答を見る
『c.日時計は太陽の影を利用している。』