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海の中にあるポスト・すずめのお話

音声おんせいいて、問題もんだいこたえてみましょう。

海の中にあるポスト・すずめのお話
  • 5分0秒
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問題1

海の中にあるポストのお話です。


このポストは和歌山県すさみ町の、深さ10メートルの海の底にあります。


すさみ町の海は、水温が高く、水がきれいで、魚もたくさんいます。そのため、ダイバーたちが家族や友達にはがきを出すのに使われています。海の中のポストですから、入れられるのは、水に濡れても大丈夫な特別なはがきだけです。


ポストに入れられたはがきは、地元のダイバーが毎日海に潜って集めます。


そして、すさみ町の郵便局から全国に送られるということです。

Q.1

次のa,b,c,dのうち話の内容があっているものはどれでしょう。


a.このポストは100枚まではがきを入れることができます。


b.恋人に送るはがきだけ、ポストに入れることができます。


c.ポストに入れることが出来るのは、水に濡れても大丈夫なはがきだけです


d.ポストに入ったはがきは、船から引き揚げられます。

解答を見る

『c.ポストに入れることが出来るのは、水に濡れても大丈夫なはがきだけ』

問題2

あるすずめのお話です。


長野県の松本氏に住んでいる、山本さんは1匹のすずめと一緒に住んでいます。


生まれたばかりのすずめが、屋根に作った巣から落ちているのを見つけて、育ててきたのです。


大きくなったこのすずめは、いまではすっかり山本さんの家族の一員になり、


「ピーたろう」という名前で呼ばれています。ピーたろうは山本さんに抱かれると、嬉しそうにおなかを上にして「ぴーぴー」と鳴きます。夜は家の近くにある木の上で寝ていますが、おなかがすくと、台所に入ってきて大好きな魚肉ソーセージをもらって食べています。


このピーたろうの趣味は自転車です。山本さんが自転車で出かけると、ピーたろうも山本さんの肩に乗ってどこまでもついていきます。スピードが出ると、羽を広げて上手にバランスをとり、あたりをきょろきょろ眺めながらドライブを楽しんでいます。


「ピーたろうは自分がすずめであることを忘れてしまったようだ」と山本さんと話しています。

Q.1

どうして山本さんはすずめと一緒に生活していますか。


次のa,b,c,dのうち話の内容があっているものはどれでしょう。


a.交通事故にあっているすずめを助けた


b.ある日、すずめが家の窓から入ってきて以来一緒に生活をしている。


c.生まれたばかりのすずめが、巣から落ちているのを見つけて、助けて育てた。


d.友人から生まれたばかりのすずめを譲り受けた。

解答を見る

『c.生まれたばかりのすずめが、巣から落ちているのを見つけて、助けて育てた。』