日本語を学ぶ
【差替待機】日の読み方
音声を聞いて、問題に答えてみましょう。
- 4分30秒
日本にいる外国人の方にとって難しい漢字があるそうです。
それは、「日(にち)」です。
日曜日
日にち
一日
二日
元日
日光
日本人
と、どれも「日(にち)」という漢字が入っていますが、読み方は様々です。
にち・じつ・び・ひ・か・たち・に
どれも「日(にち)」です。
日本人の私が、もし外国人だったら、「日(にち)」という漢字のたくさんある読み方は覚えられないと思います。
日本語の読み書きができる外国人のみなさんは、どうやって覚えたのでしょうか?
AMIの運営会社であるAMICUSで働いている、ミャンマー人の社員さんに聞いてみました。
「どうやって、「日(にち)」という漢字のいろいろな読み方を覚えたんですか?」
すると、「日曜日や日本人など、単語全体をみて読み方を判断していますよ。」
とのこと。
なるほど……。
「日(にち)」という漢字は、一文字で覚えるのではなく、単語全体で覚えればいいのですね。
そうだとしても、たくさんの読み方がある「日(にち)」を、スラスラ読み書きできるのは、やっぱりすごいし、難しいことだと思います。
日本語を勉強されているみなさん、もし「日(にち)」という漢字の読み方に苦戦されているのなら、単語で覚えるのがいいみたいです。
日本人である我々は、物心ついたころから、アニメやマンガ、本、学校、日常で、「日(にち)」はそういうもんであると馴染んできたから、違和感がないだけだと思います。
そういう意味では、日本人である我々も無意識で単語全体で読み取っているということでしょうか。
でも、それにしても、「日(にち)」は難しいですよね。
Q.1
お話の内容として正しいものはどれですか。次のa.b.c.dのうち、1つ選んでください。
a. ミャンマー人の社員さんは、「日(にち)」という漢字の読み方を、日曜日や日本人など、単語全体をみて判断している
b. 「日(にち)」という漢字は、日本にいる外国人の方にとって簡単な漢字である
c. 「日(にち)」という漢字は「にち」、「ひ」と読む
d. 「日(にち)」という漢字は「にち」としか読まないので簡単に覚えられる
正解は、『a. ミャンマー人の社員さんは、「日(にち)」という漢字の読み方を、日曜日や日本人など、単語全体をみて判断している』でした。