日本語を学ぶ
【差替待機】お酒
音声を聞いて、問題に答えてみましょう。
- 4分35秒
日本では、ことあるごとにお酒を飲む会を開きます。
年末の忘年会、年明けの新年会、歓迎会、送別会、祝賀会、クリスマス、反省会、など、節目でお酒を飲む会があります。
そのほかにも、華金こと「華の金曜日」があり、平日働きのサラリーマン、OLは金曜日に居酒屋に行くことが多いです。「明日から休み!」ということが気持ちを大きくさせます。
しかし、アルコールは、脳や肝臓など体に悪いと言われています。
しかし、適度な量であればむしろ体にいいとも言われています。
男性だと、ビールの中瓶1本程度、女性ならばその半分くらいが適度な量であるそうです。
またお酒を飲むときに気をつけなければならないことがあります。
・「すきっ腹で飲まない」つまり、空腹時に何も食べないでいきなりお酒を飲まないこと
・食事と一緒に飲み、一気飲みはしない
空腹時に食じではなく、お酒を飲むと、アルコールが回りやすくなります。
一気飲みも、アルコールが急激に回り、最悪の場合、「急性アルコール中毒」で死んでしまいます。
なので、空腹時は食事をとって、ゆっくりなペースでお酒を楽しみましょう。
適度な量の飲酒だと、朗らかな気持になって楽しいでしょう。
しかし、飲酒量が増えていくと、理性が失われ、気が大きくなり、人によっては怒りっぽくなり、トラブルの原因となります。さらに、飲みすぎると、立って歩くことが困難になり、嘔吐や目まいを引き起こし、意識も失い、最悪の場合死亡してしまいます。
また、酔っ払いによる、人身事故も多いです。駅のホームに転落したり、夜道で寝てしまい車に轢かれることもあります。
よく、「酒を飲んでも飲まれるな」という言葉をききますが、本当にその通りです。
Q.1
次のa,b,c,dのうち話の内容があっているものはどれでしょう。
a. お酒を飲みすぎても、死ぬことはない
b. 空腹時にお酒を飲むとよい
c. 適量の飲酒は、体にいい
d. 酔っぱらっても、人身事故に遭うことはない
正解は、『c. 適量の飲酒は、体にいい』でした。